GIGAスクールの推進⑱長距離走

寒風吹きすさぶ中、保健体育科の授業で長距離走が行われています。新型コロナウイルス感染症の予防にについては、密にならないようになどの配慮をして実施しています。


今シーズンから長距離走の走力アップにタブレットを活用するようになりました。

体育の担当者がスプレッドシートとウェブ上のストップウォッチを組み合わせてオリジナルのフォームを作成してくれました。

2人ペアで、タブレットでラップタイムをタップすることにより記録され、フォームに手入力することにより周回のラップタイムが折れ線グラフで表されます。

今日の走り具合の振り返りと、前回の走り具合を結果のタイムだけでなく、周回のラップタイムと比較して、どの場面でタイムが伸びたり、ロスしたりしたのかということについて振り返ります。

さらに、タイムに関しての得点も画面に記されており、評価の規準も示されています。評価の手の内を先に知らせるという新しい評価の方法も同時に実現されています。


体育の担当者は教室でのまとめの際に、大型モニター使いペース配分など、走力アップにつながる説明を具体的に行えるようになりました。

生徒は、データをみて「ここで踏ん張れば、タイムが伸びたのに」ということや「一目で自分が走った細かな記録がわかって、次の長距離走でのがんばるところがよくわかる」などと感想を述べています。

登録日: 2021年1月29日 /  更新日: 2021年1月29日