GIGAスクールの推進㊴音楽×美術『形のないものの形をつくる』

2年生で音楽と美術の教科を横断する学習を行いました。


ドラや木琴の音を聴いてその感じを各自が粘土で表現する。次はラデツキー行進曲を聴いて感じ取ったイメージを言葉で表し、その次に、粘土を使いグループで共同製作に取り組みました。

今までの社会は、一つのことを正確にやり遂げる力が求められましたが、これからは新しい物や仕組みを生み出す力が必要になります。新たな課題や、困難に出会った時、「このようにしてはどうか」、「こんな方法でやってみよう」という『内発的動機付け』、『問題解決能力』、『不確実性への耐性』が求められます。それ故に、学校での学びも教科横断や文理横断、探究的な学びが大事になってきており、高等教育ではそれらが主流になってきています。

今回、中学校では進みにくいところの第一歩を踏み出してくれました。

主体的で対話的な深い学びや、『ART STEM』の力を身につけることが新たな時代を担っていく原動力になっていくといわれています。『ART STEM』とは、S:Science(科学)T:Technology(技術)E:Engineering(ものづくり)M:Mathematics(数学)そして、ART:発想力、想像力、表現力のことです。

今回の授業はまさに、AL(アクティブラーニング)でARTの表現力、発想力、想像力を養うものだと思いました。


画像の中に逆さまの画像があります。撮影していたある生徒が、逆さまの画像を撮っていました。当たり前でない発想が必要なんだと私もチャレンジしました。参観した側にも刺激的で、発見の多い時間となりました。

登録日: 2022年9月29日 /  更新日: 2022年9月29日